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ｅｘ）まずは各方面にごめんなさい ○|￣|＿
勢いに任せて仕上げた話です。３日弱？
「これ妖魔じゃないだろう」とか「ゆかりんこんなやつ違う」といった苦情は一切受け付けないつもり（ぇー）。
ついでに強引極まる展開は完全に仕様です（えー）。 ……修行不足やねぇ ○|￣|＿
後、視点ぶれはどうにもなりませんでした。もういいやちくしょう ＼（´ヮ｀；）
なんつーか、このお話は私の書きたかったいくつかの話のひとつなわけで、書き上げられた事自体はもう満足です。つか疲れたよ。
そういうわけで、短いですがこんなもので。次は美波の話だ！（ぉ）
ｉｎｔｅｒｌｕｄｅ）
焼肉屋の熱気に当てられて、落ち着く為に私は外に出ていた。
夕方の空を見つめる。眼の醒めるような夕焼け。
「由香利、ここにいたんだ」
呼ばれたので振り向いてみたら、阿紀がいた。
「ちょっと、話ある。黙って聞いて」
頷き、話を促す。
「……はこべのこと、なんだけどさ。……これから、あんた達には多分、すごい大変な事とか、危ない事とかが起きると思う。
脅しで言ってるわけじゃなくてね、覚悟しておいて欲しいな、って」
脅しではないのは良く分かる。誰だって、こんな何かを堪えたような顔で脅せる訳が無い。
「ひょっとしたらさ、あいつかあんたのどっちか、もしかしたら両方が死ぬような事になるかも知れない。
あんたが知りたくも無かった事を知って、哀しい目に会うかもしれない。……わたしは、そうなったあんた達を見るのが嫌だった」
だから、あれだけ大騒ぎしたのか。
「でもさ、あんたはわたしに勝って、はこべはわたしにあんたの事守るって言った。だから、もう何も言わない。
……ただ、ね。約束して？」
そこで一旦、言葉を切る。訪れた沈黙は、やけに長かった。
「……これから先、何を見ても。何を聞いても驚かないで。はこべの事嫌いにならないで。あいつを、見捨ててあげないで……」
その言葉は前にも聞いたように思う。映画館で運部君が言っていた事。
「……わかった。約束、する」
あの時の彼も、今の阿紀のような表情を浮かべていたっけ――。
「……ありがと、由香利。どんな事があっても、あんたはわたしの義妹よ」
「……だから、それは気が早過ぎない？」
「いいのよー、ほら御姉様って呼んで良いんだからね、ん？」
呼ばない、と告げて、私は店内に戻る。
「……阿紀、行こ？」
そんな私の後を、赤毛のツインテールが追いかけていった。 （終）
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